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トレーニング効果を引き出す原理・原則~パート2~

更新日:9月20日

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前回のブログではトレーニングを行う上で最も大切な原則の一つ「漸進性過負荷の原則」を紹介しました。

今回は「特異性の原理」を紹介します。

間違った解釈をされることも多いですが、トレーニング効果を高めるうえで非常に重要な原理です。

 

トレーニング効果を決める「特異性の原理」

これは「体がトレーニングの刺激を受けると、その刺激に特異的な適応を起こす」という考え方です。

例)

  • 高重量のウエイトトレーニング → 筋力や筋肉量が高まりやすい

  • 低重量をを素早く持ち上げる → 瞬発力やスピードが高まりやすい

  •  

同じトレーニングという言葉でも、どんな入力(刺激)を選ぶかによって体が示す出力(適応)はまったく異なります。

 

誤解しやすい「見かけの特異性」

特異性の原理は「目的の動きに似たことをすれば良い」という意味ではありません。

例えば、ダンベルを持ってシャドーボクシングをすること。見た目はパンチ動作に近いですが、実際のパンチとは力を発揮する方向などの要素が異なるため、パンチ力の向上にはつながりにくく、むしろフォームを崩す原因になってしまいます。

大切なのは「動きを似せること」ではなく、目的(筋力・スピード・持久力など)に応じた適切な刺激を体に与えることです。

 

目的に合った刺激を選ぶ

特異性の原理を理解することは、どんなトレーニングを選ぶべきかを考える上で欠かせません。「筋肉を強くしたいのか」「素早く動きたいのか」「長く動ける体をつくりたいのか」――求める適応に合わせて刺激を選択することが、成果を出す最短ルートとなります。

 

まとめ

  • 特異性の原理とは、体がトレーニングの刺激に応じて特異的な適応を起こすという考え方

  • 見かけを真似るのではなく、目的に応じた適切な刺激を選ぶことが大切

  • 目的に合った刺激を選ぶことが成果につながる

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担当:Tokai Functional Fitness Center木田永矩(きだはるく)

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